真剣交際の進め方【やること・確認すること・話すこと・デート内容】

成婚カウンセラー

こんにちは、石井です。
横浜で結婚相談所を経営しています。

真剣交際中に下のような悩みをもっていませんか?

質問

真剣交際にOKをもらいましたが、真剣交際の進め方がわかりません。「やること」「確認すること」「話すこと」があれば教えてください。

教えてください

真剣交際の進め方って難しいですよね。
実は、婚活中、真剣交際になっても、やることがわからなくて途方にくれる方が少なからずいます。
将来を考えられる相手と、せっかく真剣交際になれたのに、進め方が分からなくて、破局してしまうのは避けたいですよね。

成婚カウンセラー

残念ながら、多くの忙しい結婚相談所で説明が不足しやすいところです。

真剣交際の進め方は、カップルによって異なる部分もあるので注意が必要です。

下では、どのカップルにも応用できる真剣交際の進め方について、大まかな「真剣交際でやること」の流れを5ステップで押さえた後で、「真剣交際で確認すること」「真剣交際で話すこと」を確認します。最後に「真剣交際のお勧めデート4選」を紹介しています。

目次
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真剣交際の進め方【やること5つ】

真剣交際でやること5ステップ図、
ステップ1より親密な関係イラスト
ステップ2結婚生活について話し始めるイラスト
ステップ3プロポーズするイラスト
ステップ4両親に挨拶する
ステップ5成婚退会の手続きをするイラスト
クリックで拡大
  • 【ステップ①】より親密な関係に「二人の距離をググッととちぢめる」
  • 【ステップ②】結婚生活について話し始める
  • 【ステップ③】プロポーズする
  • 【ステップ④】両親に挨拶する
  • 【ステップ⑤】成婚退会の手続きをする

大きな流れでは、上のように真剣交際を進めます。

まず、初めは、【ステップ①】で二人の距離をググっと縮めることから始めます。その後、【ステップ②】で徐々に二人の結婚生活について話し始め、お互いに結婚生活についてイメージが共有できたところで、【ステップ③】プロポーズをしてください。

プロポーズができたら、【ステップ④】両親へのあいさつの日取りを決めます。【ステップ⑤】両親への挨拶が済んだら【ステップ5】各相談所で成婚退会の手続き進めます。

では、下で順番にみていきましょう。

【ステップ①】より親密な関係に

親密交際カップルイラスト

「真剣交際」は「結婚を前提にした恋人関係」と説明されます。

結婚相談所では、システム上「仮交際」から「真剣交際」にパッと替わるのですが、意識は急に切り替わらず戸惑う人も少なからずいます。

ですので、真剣交際に入ったとたんに「指輪」「結婚式」や「貯金」「子供の人数」「家事の分担」の話をするのはあまりお勧めできません。カップルによって交際の温度感は違いますが、まずは、恋人同士として交際を楽しんで、二人の距離をググっと縮めてください。

婚活女性

距離を縮めたいのはヤマヤマですが、縮まらない場合はどうしたらいいですか?

婚活男性

たしかに、急に「恋人同士」って言われても何をすればいいのか。

成婚カウンセラー

仮交際の時に「異性のお友達」の感じが強い交際をしていた二人は、戸惑うかもしれませんね。

そんな、時には、下の3つの方針を意識して真剣交際を進めてください。

【方針①】身体的距離を縮める➡心理的距離も縮まる➡お互い自己開示

まずは、お互いの身体の距離感を縮めてみましょう。ファーストステップとして「いつもより座る位置を近くにしてみる」「いつもより寄り添って歩いてみる」のはおススメです。初めは照れくさいですが、身体的距離が縮まると、より身近に相手を感じるようになります。心理的距離が近くなってしばらくすると、お互い自己開示しやすくなります。

無理なく身体的距離を縮める方法
  • いつもより近くに座る
  • いつもより近くを歩く
  • 手を繋ぐ
  • こじんまりとした二人きりの空間で短時間過ごしてみる。

自己開示する内容は、出会ったばかりの異性の友達同士の時なら話さないような内容です。素朴で身近な内容の方が相手もより親近感を感じます。自分も受け入れてもらった安心感を得られると思います。

自己開示例
  • 子供の頃の自分
  • 自分の家族/親族のこと
  • 自分の失敗談
  • 苦手なこと、恥ずかしかったこと

【方針②】友達関係➡恋人関係を意識した交際

真剣交際の進め方として、仮交際時の異性の友達関係から、恋人を意識した関係に移るように意識していきましょう。
朝晩に、「おはよう」「おやすみ」メールを入れる。電話でのコミュニケーションを増やす。会ったときに、今日の一週間の出来事ニュースを話す、などはおススメです。

恋人関係を意識した交際例
  • 朝晩「おはよう」「おやすみ」メール
  • 電話でのコミュニケーションを増やす
  • 今日の一週間の出来事ニュースを話す

【方針③】結婚生活を意識した交際(プレ結婚生活)

多くのカップルが仮交際中にランチデート、カフェデートを重ねてきたと思います。趣向を変えて、真剣交際中は、結婚生活を意識したデートをしてみましょう。例えば、「早起きして出かけて、一緒にモーニングを食べてみる」と相手の新たな一面が見れると思います。

結婚生活を意識した交際例
  • 一緒にモーニングを食べる
  • リラックスできる二人きりの空間で過ごす
  • 一緒に料理をつくる

【ステップ②】二人の結婚生活について話し始める

カップル会話、吹き出しの中に、仕事、引っ越し、起床時間、家事手伝いの絵

二人の距離がググっと縮まったら、いよいよ結婚後の生活について本格的に話を始めましょう。
しっかりと押さえておくべき、真剣交際で「確認すること」「話すことに」については、下で詳しく書いています。

  • 【話題①②】仕事に関すること(現在・将来)
  • 【話題③】生活習慣・趣味
  • 【話題④】平日のスケジュール感
  • 【話題⑤】住まい
  • 【話題⑥】家事分担
  • 【話題⑦】現在の収入状況・貯金
  • 【話題⑧】結婚後の家計「家賃・光熱費・通信費・貯蓄」
  • 【話題⑨】家族計画
  • 【話題⑩】結婚までのスケジュール

【ステップ③】プロポーズする

男性が女性にプロポーズイラスト、女性が男性にプロポーズイラスト

結婚生活について二人で共有できたら、いよいよプロポーズのときです。
指輪・結婚式のことを考えはじめるのは、このタイミングがぴったり。
なお、婚約指輪をプレゼントする場合も、プロポーズにきちんとOKをもらってからで大丈夫です。

【ステップ④】両親に挨拶する

交際相手の両親、吹き出しに「いらっしゃい」「はじめまして」

プロポーズにOKをもらったら、お互いの両親への挨拶の日程を話し合いましょう。万が一「お相手が両親への紹介を渋っている」という状況がでてくると、せっかくのご縁が結ばれない可能性もありますので、結婚相談所を退会するのは、ご両親への挨拶の後がベストです。

【ステップ⑤】成婚退会の手続きをする

成婚退会、「ご成婚おめでとうございます」「ありがとうございます」

お互いの両親への紹介が済んだら、いよいよ結婚相談所を成婚退会ときです。お互いのご両親への挨拶の日程が決まった段階で、相談所と退会手続きの日程の話しもしておきましょう。

成婚カウンセラー

ここまでが真剣交際の大まかな進め方になります。


この流れを頭にいれて、下では、真剣交際で「確認すること」「話すこと」を見ていきます。

確認すること/話すこと

真剣交際に入り、お互いの距離が縮まったら、下の内容を確認して、話してみてください。

確認すること

  • 【確認事項①】持病
  • 【確認事項②】家族/親族との関係
  • 【確認事項③】借金
  • 【確認事項④】宗教
  • 【確認事項⑤】犯罪歴


上は、結婚前に一度は確認しておきたい内容です。上のことが結婚後に分かったときには、お互いの信頼が揺らぎます。相手を非難するためでなく、結婚前に確認し、二人で話しあい、解決できる問題なのか、相手はどう考えているのかを確かめるためのチェックリストだと考えてください。

注意:当てはまっているか否かにはかかわらず、聞かれている側は不快に思うことが多い内容です。聞きかたには注意しましょう

【確認事項①】持病


婚活を始める段階で、ほとんどの方は相談所に自己申告されています。結婚後に「実はね」と言われ信頼関係が揺らぐのは嫌ですよね。万が一、自己PR等に記載がなかった時のために、このタイミングで確認するようにしましょう。職場で定期健康診断を受けている人は、その話題関連で話してみてもいいと思います。

<例>
・メンタルの病気の既往歴(うつなど)
・生活習慣病
・婦人科系の病気(子宮内膜症など)

【確認事項②】家族/親族との関係

自然な話題として挙がることも多いですが、結婚後は、一定の付き合いが生じることが多いため、相手の家族・親族のことを一度は聞いておきましょう。

<例>
・両親・兄弟との関係
・親族とどんな付き合いをしているか

【確認事項③】借金【ローン返済】

ギャンブル等の借金はあまり心配する必要がありませんが、「学生時代の奨学金の返済」や「車のローンで月2万~3万円前後の金額を2年(24カ月)~3年(36カ月)ほど返済する契約」が残っていることはあります。家計にはそれなりに影響があるので、一度確認しておきましょう。

<例>
・学生ローンの借り入れ等はないか。
・車購入のローン返済。
・マンション購入などがある場合はその返済状況。

【確認事項④】宗教

信仰が生活に大きな影響を与えている、新興宗教に高額の献金をしている、等の事情がない限り大きな心配をする必要はありません。
ただし、結婚生活に一定の影響がある場合がありますので、一度確認しておきましょう。

<例>
・キリスト教
・創価学会
・新興宗教

【確認事項⑤】(犯罪歴)

ほとんどの場合、笑い話のような確認になると思いますが、このタイミングなら、念のために尋ねておくことも許されます。ご本人に犯罪歴がなくても、万が一、お相手の家族、ご兄弟、親族に犯罪歴があった場合、それを受け入れることができるかどうか、は大切な問題になります。

お付き合いの中で気になる言動があった方のために、念のための確認事項として、ここにカッコつきで取り上げておきます。

<例>
お相手の犯罪歴
家族/兄弟の犯罪歴

話すこと

  • 【話題①②】仕事に関すること(現在・将来)
  • 【話題③】生活習慣・趣味
  • 【話題④】平日のスケジュール感
  • 【話題⑤】住まい
  • 【話題⑥】家事分担
  • 【話題⑦】現在の収入状況・貯金
  • 【話題⑧】結婚後の家計「家賃・光熱費・通信費・貯蓄」
  • 【話題⑨】家族計画
  • 【話題⑩】結婚までのスケジュール

仕事に関すること

【話題①】現在の仕事

真剣交際に入ったらお互いの仕事について少し踏み込んで話してみましょう。結婚生活において、お互いの仕事の理解はとても大切です。

・ストレス
・人間関係
・やりがい

【話題②】将来の仕事

現在、転職が当たり前の世の中になり、男女ともに「今の働き方を定年まで続けることが当然」という見方は通用しなくなっています。将来、別の仕事をしたい希望があるか、働き方を変えたい希望があるか、を話しておきましょう。

・キャリアアップ
・転勤の可能性

結婚後の生活に関すること

【話題③】生活習慣・趣味

独身時代の生活習慣や趣味について結婚後も続けたい場合はお相手と相談しましょう。また、年間行事のような親戚づきあいがある場合は、そちらについてもお互い確認しておきましょう。

・年間行事(慣例イベントへの参加、親戚づきあいなど)
・盆・暮れ・正月の過ごし方
・お金がかかる趣味・習い事

【話題④】平日スケジュール

朝、出勤前のスケジュールや帰宅時間、帰宅後のスケジュールについて話しましょう。

・出勤時間
・朝食時間、場所
・帰宅時間
・夕食時間、場所

【話題⑤】住まい

結婚生活についてのやや本格的な話題になります。まずは住まいの話で折り合いをつけましょう。住むエリア選定は、お互いの職場の中間地点が基本です。

・一軒家、マンション or 賃貸
・エリア(路線と駅)
・物件の間取り、家賃帯

【話題⑥】家事分担

ここまでに、すでに平日のスケジュールの話などできていますので、二人の間でなんとなく家事分担のイメージはついていると思います。具体的な話をするにあたっては、まずは、朝食と夕食の準備の話から入るとスムーズに進みます。

・朝食準備
・夕食準備
・掃除/洗濯

お金に関すること

【話題⑦】現在の収入状況・貯金

男性側はざっくりとした収入額をプロフィールに記載してあります。必要に応じて貯蓄額も伝えましょう。一方で、女性側の収入額は男性側にわかりません。自分の収入額、必要に応じて貯蓄額をお相手に伝えてください。

男性:必要に応じて年収、貯金
女性:必要に応じて年収、貯金

【話題⑧】結婚後の家計「家賃・光熱費・通信費・貯蓄」

いよいよお金の負担の話です。結婚後の家計の話をするのは真剣交際最終盤のタイミングがベスト。まだ結婚への二人の気持ちの準備が十分でない段階でお金の負担の話をするのは避けましょう。お金の負担は、男性女性で半々を原則に、収入に応じて柔軟に案分するのが基本です。

結婚後の支出
第1位:2LDK家賃10万前後
第2位:食費66,327万円
第3位:光熱費(電気ガス水道)1万~2万円
第4位:駐車場代1万円~2万円
第5位:通信費(家のネット回線、固定電話など)

【話題⑨】家族計画

結婚後に「こんなはずじゃなかった」と思わないように、子供についてもしっかり話しておきましょう。35歳以降の男性、女性のお二人の場合は「不妊治療」を希望するかどうかも確認しておいた方がよいでしょう。

・子供が欲しいか(必ずほしい、できればほしい)
○欲しい場合➡いつまでに、何人
○できれば欲しい➡不妊治療はするか

【話題⑩】結婚までのスケジュール

話題⑨まで進んだら、最後にするのが「結婚までのスケジュールの話」になります。話題⑨までしっかり話し合いできていたら、結婚までのスケジュールの話もスムーズに進むでしょう。

・親への挨拶
・両家顔合わせ日程
・入籍のタイミング

真剣交際ならではのお勧めデート内容4選


真剣交際になったら、今まで(仮交際中)とは違ったデートをするように心がけましょう。
下の3つの方針を参考にしてください。

【方針①】身体的距離を縮める➡心理的距離も縮まる➡お互い自己開示
【方針②】友達関係➡恋人関係を意識した交際
【方針③】結婚生活を意識した交際(プレ結婚生活)

家デート

家デートは、上の3つの方針を満たせるため、かなりおススメなデートです。家デートで距離を詰めて、打ちとけた関係を目指してください。ポイントは、1回目は家で過ごす時間は1時間程度の短時間で。

お互いの気持ちがそこまで進んでいない場合は無理はしないでください。

1回目:短時間
2回目:料理などプレ結婚生活を体験してみる

生活圏エリア(家近所)デート

家デートとともに、お家の近所デートもおススメです。
お家デートはまだちょっと抵抗があるかも・・・と感じていらっしゃるお二人にピッタリです。
お互いの生活圏でデートをすることによって、相手の生活イメージが具体的になります。
生活圏エリアデートをした後は、その後の会話がググっと親密なものになること間違いなしです。

婚活男性

今日は、帰宅前に、前に一緒に行った近所のカフェに立ち寄ったよ。

婚活女性

あそこのケーキおいしかったね。リラックスできた?

こんな会話ができ始めたら、真剣交際は順調に進んでいると考えて間違いありません。
下は生活圏のお勧めデートスポットです。

・近くの公園デート
・最寄り駅のカフェデート
・駅の隣のスーパー

不動産屋&不動産物件巡りデート

お二人が住まいのお話をできるくらいまで交際が進んだら、実際に不動産屋さんや不動産物件を巡るデートはお勧めです。
新しい生活の話をしながら、物件を見て回るのはワクワクしますね。
住まい候補のエリアを歩いてみるのも、今までとは一味違ったデートになるはずです。新生活に思いを巡らせながら、楽しいひと時をすごしてみてください。

・不動産屋&不動産物件巡りデート
・住まい候補のエリア散歩
・カフェで住まい候補エリアについておしゃべり

家具・家電ショッピングデート

住まいの間取りイメージができたら、次は家具選びデートも新生活にワクワクしながらできるおススメデートです。初めに選ぶのは、食卓(ダイニング・テーブル)です。次はリビングに置くソファー選び。試しに座ってみながら二人に合ったものを選んでください。

・食卓(ダイニング・テーブル)
・ソファー
・寝具
・冷蔵庫
・料理用家電
・暖房器具

まとめ

本記事では、「真剣交際の進め方【5ステップ】」「真剣交際で確認すること・話すこと」「真剣交際ならではのお勧めデート内容」についてご紹介しました。

せっかく真剣交際になれたのに、「進め方が分からずにうまくいかなかった」なんていうのはもったいないですよね。

結婚相談所では、真剣交際になったお二人が成婚退会まで進む割合はおよそ8割と言われてます。真剣交際になるとほとんどの方がそのまま成婚退会されますが、残りの2割の方は、交際がうまくいかず破局します。

せっかく真剣交際にまでなれたお二人なので、不本意な破局を迎えることなく、ぜひ真剣交際に進んでもらいたいものです。

成婚カウンセラー

皆さんが幸せな成婚を迎えることを心から願っています。

会員様ファーストの徹底
ハッピーコネクトは「会員様ファースト」を理念とし、分析とサポートで結果を出す結婚相談所です。いつでも相談できる環境作りを心掛けております。婚活時はお悩みがつきものですが、そんなときに会員様と一緒に考え、共に目標を達成するための一番の味方となるのがハッピーコネクトです。ぜひ一度、無料相談にお越しください。
結婚相談所ハッピーコネクト 代表 
石井広望

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