こんにちは、石井です。
横浜で結婚相談所を経営しています。
会員の方から次のような相談を受けることがあります。
婚活女子ってやばい人ばっかりですね。
今、仮交際中の女性、かなりやばいので、交際終了を考えています。
今回はこのような質問に答えます。
・男性に敬遠されるやばい婚活女子って?そうならないためにはどうすればいいの?(女性)
・やばい婚活女子に出会ってしまったらどう対処する?(男性)
結婚相談所へ入会を検討している方も、良い婚活ができるように、参考にしてください。
やばい婚活女子ってどんな女性?
ネット上の「やばい婚活女子」
「婚活女子 やばい」で検索すると、次のような女性がヒットします。
私はモテる女アピールが激しすぎる女性
嫉妬が激しすぎる女性
かよわさや母性をアピールしすぎる女性
感情の起伏が激しすぎる女性
連絡が頻繁過ぎる女性
頭が弱い
被害妄想が強い
愚痴や悪口が多い
自分ではなく、自分の知り合いの自慢をする
しかし、実際に結婚相談所で婚活中の男性に尋ねると、返ってくる内容は少しちがいます。
「一般婚活女性」のやばさと「結婚相談所の婚活女性」のやばさはちがうようです。
【婚活中】普通男性が実際に遭遇した「やばい婚活女子」8タイプ
自分は選ぶ側だと思ってしまう
お店選びやデートの日程の提案はいつも男性任せです。この前、全部、私が準備してデート費用もすべて払ったのに、「お礼」も「デート後のありがとうライン」もありませんでした。その後、交際終了の連絡がきました。
そ、それは大変な思いをされましたね。次は絶対に良い人みつかりますよ・・・。
高望み
交際成立して喜んでたら、初デートで品定めされている感がハンパありませんでした。連絡も全然こないし、別の交際男性の話をちらっとされたので、もう交際していくのがしんどいです。
新しい出会いに目を向けた方がよいかもしれませんね。
自分の都合が優先
交際成立して3か月目ですが、まだ初デートが済んでいません。体調不良を理由にデートも3回ドタキャンされました。友達や会社の先輩との女子会はしているようなのですが・・・。来月は長期休暇で海外旅行に行くみたいです。
お、お相手の相談所のカウンセラーさんに相談してみます。
男性の気持ちがわからない
仕事の話をすると、なぜかマウントをとられます。デート日程を決めるときなんか、たまに事務的な言葉遣いをされ、心が凍えます。ラインも決まって2日に1回だし、交際していても気持ちが癒されません。
帰宅後も会社にいるような気もちになりますね。
女子力がひくい
結婚したら、家事は全部任せたいと言われました。
ご実家住まいで、家事は全部おうちの方にやってもらっているみたいです。
男性の家事力の高さをあてにしているのですね。
仕事が嫌い
パートで週四日勤務の女性と交際したら「結婚後は、家庭を優先したいから、仕事をやめたい」と言われました。
夫婦共働きが増える中、専業主婦希望の女性とご結婚して家計をやりくりしていくのは大変ですよね。
自分を客観視できない
なんでも先に男性にやってもらおうとして、何もしてくれません。でもご自分のことを「尽くすタイプ」と言っています。
まだ尽くした経験がないので、自分のタイプがわからないのかもしれませんね。
完全に自分のことを棚に上げている
ご実家暮らしの女性に、「実家暮らしの男性は家事ができない人が多いらしいから心配」と言われました。
客観的にご自分をみて頂く必要がありますね。
Q 婚活女子がやばくなってしまう原因
A【理由1】正確な婚活情報が不足している
A【理由2】恋愛体験が乏しく、恋愛スキルが低い
A【理由3】婚活市場における自分の価値がわかっていない
A【理由4】婚活を甘くみている
A 【理由1】正確な婚活情報が不足している
どうして正しい婚活情報が不足してしまうのでしょうか。
原因はこれです。
- 1位:誤ったネット情報を鵜呑みにしている
- 2位:結婚相談所の説明不足
- 3位:自分に都合のよい情報しか信じない
- 4位:周りに独身女性ばかり
1位:誤ったネット情報を鵜呑みにしている
いまや婚活情報を意識していれば、ネット上でいくらでも見つけることができます。しかし、正しい婚活情報はごくわずか。なかには婚活情報というより、婚活サービスの広告のように読み手に非現実的な期待をさせる内容のものもあります。
ネット情報の正確性は高くありません。
婚活中の人の条件はひとりひとり違います。いくら20代の若い女性や、30代のおきれいな女性でも、他に、お住まいやお仕事などによってつり合いがとれやすいお相手は変わります。
2位:結婚相談所の説明不足
結婚相談所の入会時に説明が不足していたり、その後のコミュニケーションが十分でないと、会員は、思い込みや誤った婚活知識をもとに活動をすすめてしまいます。
やばい婚活女子になってしまう大きな原因になります。
成婚主義の結婚相談所では、無料カウンセリングや入会後のファーストカウンセリングで、新規の会員さんに、ご自身の相談所の中での立ち位置、男性のご希望を丁寧に説明します。
3位:自分に都合のよい情報しか信じない
心理学で「確証バイアス」という用語があります。人は、自分が信じている内容と矛盾しない情報をさらに集める傾向があります。
ときには耳に痛いことにも耳を傾ける女性は確実に成婚していきます。
結婚相談所に入会した後も、カウンセラーの話を聞く女性とそうでない女性に2極化します。後者の女性は、自分の心地よい世界から抜け出したくないように感じます。
4位:周りに独身女性ばかり
独身女性だけからなるコミュニティーの情報はかなり偏っています。既婚者に話を聞く機会をもつことも大切です。
「良い人が見つからなかったら、一緒に暮らそうね。」は生涯未婚への第一歩です。
男性、既婚者と接する機会が少ない人ほど、相手の立場に立って考えられない、結婚はゴールではなくスタートの意識がありません。
A 【理由2】恋愛体験が乏しく恋愛スキルが低い
男性だけでなく女性でも恋愛スキルが低い人がいるんですか
女性は友人とのコミュニケーション力や周囲への気遣い力は高い人が多いですが、それを異性に対して発揮できない人が多いです。
- 男性に興味がもてなかった
- 勉強・仕事・スキルアップで忙しかった
- 女子友とわいわいするのが楽しかった
- 自分の趣味に没頭していた
- 家庭環境に問題があった
恋愛体験が乏しいマイナスの影響
①自分のことを良いと思ってくれる相手がわからない
自分から告白した体験、それでうまくいったり、うまくいかなかったりのトライ&エラー経験がないので、どんな男性なら自分を良いと思ってくれるのか、がわかりません。お見合い申し込みでなかなかOKをもらえなかったり、条件は良いが自分と相性のわるい相手と交際して、お互いに嫌な思いをしたり、と婚活で苦労します。
②スペックでしか男性を判断できない
男性と交際して楽しかった思い出、ドキドキした経験、幸せを感じた体験、が少ないため、男性を選ぶ基準としては、年収、身長、学歴などのいわゆるスペック中心になりがちです。
男性の気持ちがわからない
男性心理が分からず、緊張してしまったり、緊張から不機嫌になったりします。
男性に過度の気遣いやエスコートを期待してしまいがちです。
また、男性の気持ちがわからず、男性を怒らせてしまったり、不安にさせてしまったりすることがあるようです。
男性とのコミュニケーションが苦手
男性と共通の話題を見つけるのことが苦手で沈黙に陥りやすくなります。
また、交際中、お互いの距離を縮めていくことができずに苦労します。
A 【理由3】婚活市場における自分の価値がわかっていない
自分の価値を間違って理解してしまう理由は下になります。
1位:20代の頃のモテ体験をベースにしている
生物学的に20代女性はとてもモテます。年上男性はもちろん年下男性からもアプローチを受けるのがこの年代です。女性は自分史の中で一番モテる年代を経験しているため、どうしてもその頃の感覚を恋愛や婚活のベースにおきがちです。
2位:男性のニーズを理解していない
30代前半の家庭的な普通女性と40代前半のバリキャリ美人のどちらを選ぶかというたとえ話では、男性の9割以上が前者を選びます。もちろん後者を選ぶ男性もゼロではありませんが、少数だという事実を理解しておく必要があります。
3位:若さを過剰評価している
逆説的ですが、若さの過剰評価も、やばい婚活女子を生み出します。なまじ美人な20代の女性は、ときおり、相手年収希望欄に1000万円以上の希望を書いていることがあります。このような女性は、総じて、お見合い、仮交際での普通男性からの評判はとても悪いです。
A 【理由4】婚活を甘くみている
1位;アプリといっしょだと思っている
結婚相談所が結婚したい男女の最後の砦と言われていたのははや昔、いまや、結婚相談所入会の敷居もだいぶ下がりました。
最近では、婚活のファーストステップで結婚相談所に入会される情報感度の高い会員も増えています。しかし、そういった方の中には、結婚相談所をアプリの延長で捉えている方がいることも事実です。
お相手に対する誠意のなさは、お相手男性にすぐに伝わります。
2位:自己流婚活をしたい
自分に自信がある方の中には、人の意見をきかずに自分のやりかたにこだわる方がいます。
そのような会員の多くは、入会後1カ月であっというまに婚活のハードルに躓きます。
【婚活女性向け】やばい婚活女子にならないために
だれしも、一時的に「やばい婚活女子」になってしまう可能性はあります。それは気にしなくて大丈夫。
大事なのは、それを長期間続けず、修正していくことです。
正しい婚活知識を身に付ける
専門家に聞く
婚活で疑問をもったら、プロのカウンセラーにきくのが一番正確です。
ネット情報をもとにして、自己流で婚活をはじめるとやばい女子一直線です。
短期間ですぐに壁にぶつかります。
男性視点 第三者の客観的な視点をとりいれる
婚活でやばい女子と思われてしまう人は、男性視点、第三者の客観的な視点が足りません。
独身女性友達の意見だけではなく、男性や客観的な第三者(既婚女性など)の意見に耳を傾けてみましょう。
人のせいにせず謙虚に
恋愛経験がないために、交際男性とうまくいかない。相手に対して寛容さがないために、細かいマイナスが気にかかる。それを相手男性のせいにしているうちは成婚はできません。婚活は学ぶ場でもあります。最初はうまくいかなくても大丈夫です。
「修正していこう」という気持ちが大切です
婚活中は、自分磨きを忘れずに
家事が苦手だったり、仕事が嫌いだったり、外見に自信がなかったり、誰にでも短所はあるものです。そこを改善できるかが婚活の成否を左右します。次の交際は、「前よりもっとうまく進む」と思えると気が楽になりますよね
自分磨きの意識がもてる人は、最終的には成婚していきます。
【婚活男性向け】がやばい婚活女子に出会ってしまったら
全部女性のせいにしない
やばいと感じる女性に会ったときに、すべてを女性のせいにしてしまうのは、危険です。
そのやばい女性にもぴったりな男性が現れることがあるのも事実だからです。
「やばい」のレッテルを貼って安心してしまわず、「やばい」と感じた原因や「やばい女性」とうまくいく方法はなかったかを、一度振り返ってみる姿勢をもつようにしましょう。
第三者の意見を聞く
「やばい」の感覚は人によって違うことがあります。第三者からみても、その女性は結婚相手としてやばい女性と感じるのかを確認しましょう。安易なレッテル貼りは危険です。ときには、やばい女性とうまくお付き合いする方法がわかり関係が改善するかもしれません。
深追いしない
とはいえ、ある男性が「やばい」と感じる女性は、他の男性も「やばい」と感じることが多いです。
相性の問題もありますが、「やばい」と感じる女性が現れたら、深追いしないようにしましょう。
あなたが傷ついて、婚活を続ける気力が奪われてしまうおそれがあります。
男性に人気のある若く外見の良い女性の中にも、やばい女性がいるのも事実です。
まとめ
本記事では、「普通婚活男性が嘆くやばい婚活女子8タイプ」と「そうなってしまう原因」、「【婚活女性向け】やばい婚活女子にならためにどうすればいいか」「【婚活男性向け】やばい婚活女子に出会ってしまったときの対応」についてご紹介しました。
相手に「やばい人」と思われないためには、「婚活についてきちんとした知識を身に付ける」のと、「お相手意識(目線)を磨くこと」が大切です。
この2つさえ身に付ければ、今まで原因のわからない「交際お断り」や「交際終了」があった婚活女性も、その嫌な体験は少しずつ改善していくでしょう。
そして、実は、これ、女性だけではなく、男性にも同じことが言えます。
男性も「婚活についてきちんとした知識を身に付ける」のと、「お相手意識(目線)を磨くこと」を意識すれば、成婚はグッと近づきます。
本記事を参考に、皆さんの婚活がうまくいくことを願っています。
会員様ファーストの徹底
ハッピーコネクトは「会員様ファースト」を理念とし、分析とサポートで結果を出す結婚相談所です。いつでも相談できる環境作りを心掛けております。婚活時はお悩みがつきものですが、そんなときに会員様と一緒に考え、共に目標を達成するための一番の味方となるのがハッピーコネクトです。ぜひ一度、無料相談にお越しください。
結婚相談所ハッピーコネクト 代表
石井広望