長く婚活しているのに結婚できない原因ってこういうところでは?-Aさんのケース

こんにちは、横浜の結婚相談所ハッピーコネクトの石井広望です。

本気で結婚したい人の真剣な気持ちを全力サポートしています。

家族全員で、タミフル服用中・・・。

のっけから、元気のない話ですみません。去年、うった予防接種がかなり痛くて、今年はうたなくていいや~と油断したら、インフルエンザにかかっちゃいました・・・

でも、予防接種をうった奥さんもかかっちゃってるから、うっても結果は変わらなかったかも。。と言い訳してみます。


さて、今年1年間を振り返ると、ハッピーコネクトで多くの会員さんが成婚退会していきました。

幸せそうなお顔を見るたびに、この仕事をしていてよかったなぁ、とこちらも幸せな気持ちになりました。

でもですね。中には、せっかく結ばれたご縁を、自分でぶち壊していくような振る舞いをされるケースを目にすることがあり、、

がびーん、ってなることもありました。

例えば、長く婚活をしていて、もう結婚は無理かな?と諦めかけながら、ハッピーコネクトに入会した女性会員Aさん。

入会後、素敵な相手に続けて出会えて、大満足。その中から、素敵な一人を選んで、真剣交際へ。

アラフィフのお二人でしたが、ラブラブな交際を続けて、もう、幸せのゴール目前・・・・。

だったのに、急転直下、「相手男性とやっていく自信がなくなりました・・・」

あまりの急展開ぶりに、ついていけなかった私は「え?え?」となりながら、電話面談の設定をさせて頂き、気持ちをうかがうことにしました。

しかし、せっかく、電話面談の設定をさせていただいたのに、電話面談の前にLINEで相手にお断りのメッセージを送ってしまう始末。

必死で止めましたが、もう後の祭りでした。

理由を聞いてみると、結婚後に相手と住む場所で折り合いがつかなかったのだとか。

で、でも、デート中も、男性のお住まいにお邪魔したりして、事前確認をしていたじゃないですか?なのになぜ?

相手男性は、資産家の方で、ご先祖から受け継いだビルを都内にいくつか持っていて、その中の1つのビルんの1Fでご自身も事業をされていて、その2Fに新居を構える予定でした。

彼女が受け入れられなかったのは、周りが飲食街で、少し騒がしいことと、1Fテナント部分を前に飲食店に貸していたそうで、その時の匂いが、少し残っていたのだそうです。

もちろん、人それぞれ譲れない部分はあるでしょう。住まいについても大切な問題なので、自分の意見も聞いてもらえるようにしっかりと相手と話す時間をとった方がいい。

でも、彼女の場合は、その話し合いの時間すらもたずに、自分の不満を爆発させて、交際終了に一直線に向かってしまいました。

交際延長して4か月ほど、毎日LINEして、毎週のように会っていて、お互い誕生日にプレゼントを渡しあっていた、交際の軌跡を、一瞬で自分から壊してしまいました。

彼女との面談で、彼女の話を聞いてみて、彼女の話も一理あるとは思いました。しかし、相手の話も聞いてみないと実際のところはわからない。人の話なんて、本当にそんなもので、当事者にとってだって、ちょっと冷静になったり、もう一度だけ話す機会をもつだけで、相手の考えがわかったり、別の落としどころが見えてきたりするもの。

今回なら、「新婚の数年間は近くに新しい住まいを借りて住む」という条件を話し合う余地はあったと思います。その結果、相手がそれを受け入れてくれないのであれば、その時こそ、住まいの問題が顕在化するのだと思います。

自分の気持ちを察してもらえない、自分の気に入る提案を相手がしてくれない、だから、静かに怒りを爆発させて交際終了に突き進んでしまうというのは、やっぱりどこかおかしいと思います。

こういう交際の仕方しかできない方は、婚活が長引く女性に、けっこう多いです。

今回も相手カウンセラーさんの話では、相手男性は、「Aさんは、自分の気持ちをなかなか言ってくれない。」と話していたようです。

私も、何度か女性会員さんに、面談したり、普段のやり取りの中で、交際や結婚の希望を聞きとれるように、問いかけを投げかけていたのですが、力足りずに、真剣交際の終了、という形で、交際は幕を閉じてしまいました。

相手男性は、条件だけの話ではなく、本当に気遣いのできる素敵な男性で、Aさんのことを本当に気に入ってくれていたので、カウンセラーとしても残念な気持ちでいっぱいなりました。

社会生活を送っていると、相手が自分の思うとおりに動いてくれなかったり、自分の気持ちが伝わらなかったりすることってたくさんあります。これが仕事なら、当然、そういうこともあるだろうな、とみんな思うのでしょうが、

なぜ、婚活だと、自分の思うとおりに相手が動いてくれないと、急に、この人とはうまくいかない、と交際終了の方向に向かってしまうのでしょうか。

それって本当にもったいない。

結婚したい気持ちって、それくらいのものなんでしたっけ?

いい年になって、良い相手がいなくて、将来が不安な気持ちって、その程度のものなんですか?

どこまで必死に婚活をするかは人それぞれですが、一つだけ言えることは、

そのコミュニケーションの取り方は、大人が結婚相手を探すときにするレベルのものではないってことです。

もちろん、そういう婚活の仕方でうまくいく人もいるかもしれませんが、長く婚活で苦労をしているんだったら、もっと相手とのコミュニケーションの取り方、折り合いのつけ方を身につけていく必要があると思います。

ある日突然、白い馬に乗った男性が現れて、花束をもって、跪いて、「あなたが欲しいものをすべて差し上げます。僕と結婚してください」なんてサプライズが起こることは、99%ないでしょう。

なかなか手に入らないものを手にいれるときって、それだけの熱意と行動力は必要になると思いますよ。

もうちょい、自分から積極的に、相手の行動と自分の気持ちの折り合いをつけていけるように努力してみましょう。

好きだからするんじゃなくて、結婚の可能性がすぐそこにあるんだから、してみましょう。

婚活中のみなさまに、来年、素敵なご縁が訪れますように。

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