【婚活カウンセラーが語る】成婚退会の前に親に挨拶すべき理由|“後から揉める”を防ぐ2つの大きなポイント

こんにちは、横浜の結婚相談所ハッピーコネクトの石井広望です。

本気で結婚したい人の真剣な気持ちを全力サポートしています。

婚活で出会った相手と、いよいよ結婚を意識する段階に入ったとき。
「もう気持ちも固まったし、成婚退会しようか」
そんなときに、ちょっと待ってほしいのが“親御さんへの挨拶”です。

最近は「親にいちいち許可なんていらないよね」と考える方も増えています。
でも実は、親御さんへの紹介を後回しにしたことで、結婚がうまくいかなくなる…というケースもゼロではないんです。

この記事では、結婚相談所のカウンセラーとして数々のご成婚を見届けてきた立場から、
「なぜ成婚退会の前に親御さんに会っておくべきなのか」
その理由を、実際のトラブル事例も交えながらお伝えしていきます。

結婚は“二人のもの”だけど、“家族との関係”が完全に切り離せるわけじゃない。
だからこそ、後悔しない婚活をするために、この記事を読んでみてください。

「親に挨拶は成婚退会してからでいい?」に一言モノ申す

婚活を経て、素敵な人と出会って「もうこの人と結婚するんだろうな」と思える相手ができたとき、無事にプロポーズがすんで結婚の約束をとりつけられれば、結婚相談所では、その段階を「成婚」と呼び、退会手続きに入ることになります。

が、ちょっと待った。

結婚相談所のカウンセラーとして、ここで声を大にして言いたいのがこれです。

「親に挨拶する前に成婚退会するの、ちょっと待ってください!」

なぜかというと、結婚を“二人の話”だけで完結させようとすると、あとから親の登場でややこしくなることがあるからなんです。

成婚退会前に親御さんに挨拶したほうがいい理由は大きく2つ

①:親が後から話をかき回してくるケースがある

一見、順調そうに見えるカップルでも、親が登場してから急に雲行きが怪しくなることって本当にあるんです。

例えばこんな話。

結婚相談所で出会って交際を深めた30代後半の男女。
どちらも「自立してるし、親はそこまで口出してこないタイプだから大丈夫」と思い、成婚退会を済ませてから両親に紹介。

ところが、女性のご両親からの反応が予想外。

「は?そんな大事な話を今さら?」
「何も相談されてなかったのがショックだった」
「そんなに急に決めるって、相手のペースに乗せられてるんじゃないの?」と大ブレーキ。

女性本人は「なんでそんなことで怒るの…」と困惑してましたが、親の立場としては“勝手に決められた感”が引っかかったんですね。

ここで気まずくなって話が停滞。お互いにストレスを抱えて、最終的に結婚そのものが延期になってしまった…ということもあります。


「親はうるさくないから大丈夫」は幻想かもしれない

最近は「結婚=家と家の結びつき」というより、「当人同士の意思」が尊重される時代です。

でも、そういう時代になったからこそ、

  • 「親への報告なんて最後でいいよね」
  • 「わざわざ顔合わせるの面倒だし」
  • 「そもそも親は干渉してこないし」

と軽く見てしまう傾向が強くなってる気がします。

ところがですね、親って、いざ子どもの“人生の節目”となると、思いのほか感情が動くものなんです。

「ちゃんと挨拶に来てくれたら、あとは任せるよ」って言う親もいれば、
「うちの娘(息子)をもらうなら、まず筋を通してもらわないと」って考える親もいる。

で、その“親の温度差”を見誤ると、後々面倒なことになる。

だったら最初から「結婚を前提にお付き合いしてます」と、サラッとでも挨拶に行ったほうが、よっぽど平和なんです。


②:相手の親や家族を“見ておく”のも大事な判断材料

正直な話、この理由のほうが重要かもしれません。

婚活って、短期間で相手との関係性を築いていくものだから、“育った環境”まで深掘りできることって少ないんです。

でもね、結婚生活っていうのは、“その人の価値観”と長く一緒に生きることでもあるわけで。

そして、価値観は親の影響をものすごーく受けています。


【事例】親を見て「あ、これは無理かも」と思った女性の話

ある30代女性の会員さんが、真剣交際中の彼と結婚を見据える中で、「一度ご両親に挨拶をしておこう」となり、彼の実家を訪ねたときのことです。

出迎えてくれたご両親は一見穏やかで、最初の会話も和やかに進んでいました。
ところが、夕食を囲む場面で、少しずつ違和感を覚えるようになったといいます。

というのも、彼のお父さんが奥さんに対して終始命令口調で、
「それ早くして」「それじゃないって言ってるだろ」と、ちょっとイライラしたような言い方を続けていたそうです。

さらに彼本人も、母親に対して「お母さん、それくらい察してよ」とか「まだ?」といった、気遣いのない発言を連発。
その態度に、女性は内心かなり驚いたといいます。

それまでの彼は、穏やかで優しく、気遣いのできるタイプだっただけに、**「家族に対してこんなふうに接するのが“素の顔”なんだろうか?」**という疑念が湧いたのです。

後日、女性はそのときの気持ちを正直に伝えました。
「お父さんの言い方が少し気になったし、あなたも同じようにお母さんに接していたのが、正直ショックだった」と。

すると彼から返ってきたのは意外な一言。

「あれ?うちってそんな変だった?」

彼にとっては、それが“当たり前の家庭の風景”だったのです。

彼を嫌いになったわけではなかったものの、彼の家族観・女性に対する態度・距離感がどうしても受け入れられず、
結果的に彼女はその交際にピリオドを打ちました。(その女性は後日別の男性とご成婚を迎えました)


相手本人がヤバくなくても、家庭環境がキツイ場合がある

親の価値観って、本人が思っている以上に影響してるんですよね。

  • 「親がこういう人だから、自分はそうならないようにしてる」
  • 「昔はこうだったけど、今は距離を置いてる」

と、意識的に切り離してる人もいます。

でも逆に、“親がちょっと変わってることに気づいてない人”や、“親の言動に染まってしまってる人”も少なくない。

だからこそ、成婚退会前に一度親御さんと顔を合わせておくのは、
「相手の育ちや考え方をもう一歩深く知る」ためにも、すごく大事なプロセスなんです。


親への挨拶って、別にそんなに堅苦しくなくていいんです

ここまで書くと、「えっ…親に挨拶って怖くない?」と思う方もいるかもしれません。

でも実際は、全然そんなことないです。

「こんにちは。○○さんと真剣にお付き合いをさせていただいています」
「結婚も見据えてお付き合いをしています」

そんな一言があるだけで、印象ってガラッと変わるんです。

しかも、最近は

  • お茶だけの短い訪問
  • カフェでのカジュアルな面談
  • Zoomでのご挨拶(*コロナ)

など、形式も多様化してるので、気負いすぎる必要はまったくなし。

むしろ、やるかやらないか、の差のほうが大きいです。


成婚退会後だと“タイミングがなくなる”という落とし穴

成婚退会後って、想像以上にスケジュールが詰まってきます。

  • 両家顔合わせの日程調整
  • 結婚式どうする?
  • 新居はどこにする?
  • 指輪どうする?

ここに「親への紹介」を入れる余裕、正直ほとんどないんです。

だから、「真剣交際に入って、結婚の意思を確認し合ったら、親に挨拶しておく」
これが一番自然でスムーズです。


まとめ:「親のことなんて後でいい」は危険です

親御さんに紹介するって、ちょっと面倒に感じるかもしれません。

でも、

  • 親に“ないがしろにされた”と感じさせないために
  • 相手の育ちや価値観を深く知るために
  • 結婚後のトラブルを避けるために

やっぱり、成婚退会前にきちんとご挨拶をしておくのがベストだと思います。

そしてもちろん、挨拶してみて、

  • 「この人の家族、素敵だな」
  • 「この家庭で育った彼(彼女)なら安心だな」

と思えるケースだってたくさんあります。

婚活って、“本人”との関係を築くことに集中しがちですが、
結婚は“家族とのつながり”がゼロではないことも、忘れないでいてほしいのです。


「いつ挨拶すればいいの?」
「どんな流れで紹介したらいい?」

そんなときは、ハッピーコネクトのカウンセラーがしっかりサポートします。
遠慮なくご相談くださいね。

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