こんにちは、石井です。
横浜で結婚相談所を経営しています。
今回は、こんな婚活パーティーに関する疑問に応える記事です。
本記事では、結婚相談所の仲人視点で婚活パーティーを徹底分析しました。
- なぜ婚活パーティーに「ろくな女がいない」と言われるのか知りたい!
- 「ちゃんとした婚活女性」と出会うための具体的なアドバイスがほしい!
そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも「ろくな女がいない」とはどんな状況か
実際に「ろくな女がいない」パーティーってどんな感じなんですか?
以下のように、大きく2つの状況に分けることができます。
- 状況Ⅰ 自分の出会いたい女性がいない
- 状況Ⅱ 婚活に真剣度の高い女性がいない
婚活パーティーに出かける理由は、「結婚相手を見つけるため」ですよね。
お金と時間をかけてパーティーに参加しても「求めるタイプの女性がいない」、もしくは「結婚に真剣な女性がいない」なら台無しです。
たしかに、そんなパーティーに参加したら「ろくな女がいない」と思ってしまいますよね。
男性が「ろくな女がいない」と思ったパーティー6選
今度パーティー行くから心配だなぁ…具体的にどんな失敗例があるか教えてください!
これまでに受けたご相談や口コミを類型化して、6種類にまとめました。
では、一つずつ詳しくみていきましょう。
パーティーA:見た目が好みじゃない女性ばかり
会場に好みの女性がほぼいない…今日は難しいな…
婚活パーティーは一度に何人もの異性と会えるのが魅力です。
ただ、その中に自分がタイプだなと思える異性がいる保証はありません。
婚活パーティの事業者は男女の参加者集めるのに精いっぱいで、見た目で参加者を絞るということはしません。
なので、行って参加者をみたら、「え!?」と驚いてしまうような回も当然でてきます。
参加者の見た目の質はどうしても運に左右されます。
いまいちピンとくる人がいないな、ということもそれなりの頻度であり得るのです。
男性の好みにもよりますが、1回20名の方が集まるパーティで、美人、キレイといわれる女性は1~2割程度と考えて頂くとよいと思います
※外見で参加者を絞るパーティーも存在しますが、あくまで”自己申告”です。
(「若く見えると言われる人限定」「おしゃれと言われる人限定」パーティーなど)
パーティーB:条件が合わない女性ばかり
すごく素敵な女性がいると思ったのに、遠方に住んでいてガッカリ!
結婚を前提とした出会いを求めるなら、相手の条件は大切です。
- 年齢
- 居住地
- 家族構成
- 年収・職業など
女性の婚活パーティーの女性の参加条件は「年齢」のみが一般的。
年齢以外は属性がバラバラの参加者なので、どのお相手も希望からちょっと外れる場合も。
たとえば、あなたが「都内在住・家族同居必要なし・正社員」のお相手を探しているのに、
- aさん「都内在住・家族同居必要なし」だけど「派遣社員」
- bさん「都内在住・正社員」だけど「家族同居の必要がある」
- cさん「家族同居必要なし・正社員」だけど「都心まで2時間」
このように、条件がぴったり合っているお相手がいないケースがあり得るのですね。
そもそも、お見合いパーティでは、参加者の「家族同居の必要の有無」や「正社員か派遣社員か」といった情報は、わからないことが多いのが実情です。
パーティーC:プロフィール空欄が目立つ女性
(まずい…相手のプロフィールが空欄だらけで質問が浮かばない…)
婚活パーティーでは、プロフィールカードが重要な役割を果たします。
- 名前・年齢・仕事・居住地などの基本情報
- 趣味や理想のタイプ、自己PRなどの価値観項目
これらを一覧化したものです。
パーティー参加者は、相手とまずプロフィールカードを交換し、会話をスタートします。
限られた時間でお相手のことを良く知るためにも、このカードが重要な役割を果たします。
ところが実際、プロフィールカードが適当な女性はけっこういます。
各項目が空欄だったり、自己PRが一言だったり。
カードを会場で記入するのが一般的ですが、WEBで事前記入できるパーティーもあります。
しかしその準備をしておらず、結局、男性の目の前でカードを走り書きする女性もいるのです。
システム周知は主催側の責任ですが、女性の中には「気軽過ぎる」参加者がいるのは事実です。
「年齢」と「住まい」以外の情報が書いていない女性もチラホラいるようですね。
パーティーD:常に受け身で積極性がない女性
受け身の女性ばっかり。ずっと喋りっぱなしで疲れた…
婚活パーティーは「婚活始めようかな…」という婚活初期の女性が参加することも多いです。
そのためか、まだまだ受け身な態度が強い方もいらっしゃいます。
返答がそっけなくて、男性側が会話を終始リードする必要のあるケースです。
ある程度リードするとしても、やはり会話はキャッチボール。
女性側にも積極的に話を広げよう、もっと互いを知ろうという姿勢がほしいですよね。
パーティーE:マッチングしても音信不通になる女性
せっかくマッチングして連絡先交換したのに、音信不通になってデートもできなかった…
通常、マッチングした男女はその後、お茶に行ったり、連絡先交換をしたりするよう促されます。
ただ、実際に参加者同士がそのように行動できるよう、主催者が見守るわけではありません。
なので、連絡先交換だけしてパッと帰られる、そのまま音信不通になる、というケースもあります。
せっかくマッチングしても、それではガッカリしてしまいますね。
これは「婚活パーティ」という出会いサービスの根幹にかかわる問題ですね。
後で述べますが、女性側の料金が安いことで真剣度が下がることに一因があるようです。この問題について真剣に対策の手段を講じている主催者は少数です。
パーティーF:そもそも会場に来ない(ドタキャン)
ドタキャンが多くて女性5人だけか…男性は8人いるのに…
女性がパーティーをドタキャンしてしまうこともあります。
特に、女性会費が安いパーティーでは、1つのパーティーで何件もドタキャンがあったり…。
(女性会費が1000円以下というような破格のパーティーもあります。
この価格だと、気分次第で、返金無しでもドタキャンでいいやという人がどうしても現れます。)
そうなると、結果的に男女比にも偏りが生まれてしまいますよね。
ちなみに、男女比の偏りがあると当然、異性と話せない待ち時間が発生します。
「ずっと壁を見つめていた…」という男性の悲しいエピソードを聞いたこともあります…。
「ろくな女がいない」パーティーが生まれる3つの要因
ここまで、男性が「ろくな女がいない」と感じてしまうパーティーの例を見てきました。
では、このようなパーティーはどうして生まれてしまうのでしょうか。
結論、3つの要因が考えられます。
- ①出会う相手を事前に絞れないから
- ②”短時間・1回きり”のイベントだから
- ③男女で支払うコストに差があるから
以下に、要因を1つずつ掘り下げて見ていきましょう。
要因①出会う相手を事前に絞れないから
パーティーでは、事前に見た目やその他条件(年収、生活圏など)を事前に細かく絞れません。
結果として「見た目が好みじゃない女性ばかり」もしくは「条件が合わない女性ばかり」というケースが増えます。
運に左右されない確実な出会いを求めるなら、後述する他の婚活手段も検討しましょう。
要因②”気軽な・短時間”のイベントだから
婚活パーティーは”気軽な・短時間”のスポット的なイベント性がウリです。
気軽さがある一方で、初対面の男女の出会いの場としては少し慌ただしい面があります。
- プロフィールを書く時間
- 大勢の異性と話す時間
- マッチングする時間
これらが一時間半から二時間の間に詰めこまれています。
さらに気軽さは「婚活をこれから始めようかな?」という参加者も呼びこむので、
- プロフィールの内容が薄くなってしまう女性
- 受け身な会話に終始してしまう女性
このような参加者も生まれてしまうのです。
要因③男女で支払う料金にけっこう差があるから
男性の場合、パーティー参加に5000円程度かかるのが普通です。
それなりにコストをかけている分、男性は、パーティー1回にも気合いを入れます。
第一希望でない方とマッチングしても、まずはデートして相性を知ろうとします。
もちろんパーティーをドタキャンしません。
一方、女性のパーティー参加費は2000円程度で済んでしまうことが多いです。
(パーティーによって、500円~1000円ということもあります。)
だから、
「マッチングしたけど、第一希望の人以外だったら別にいいや。」
「すごく雨が降ってきたし、パーティー行くのやめておこう。」
こんな女性も出てきてしまうのですね。
ちゃんとした婚活女性と出会うためには?
では、「ちゃんとした婚活女性」と出会うにはどうすればいいのでしょうか。
「ろくな女がいない」状況と逆を考えてみましょう。
- 状況Ⅰ 自分の出会いたい女性がいない
- 状況Ⅱ 婚活に真剣度の高い女性がいない
この逆ですから、つまり、
- 事前に自分が出会いたいと思った女性に会える
- 結婚に対して本当に真剣度の高い女性と会える
こんな婚活ができたらいいですよね。
以下に、この2つの観点から、「ちゃんとした婚活女性」に出会う方法を考えてみましょう。
事前に自分が出会いたいと思った女性に会える手段を選ぶ
忙しい社会人なら、婚活に使える時間も限られています。
なので、「自分が出会いたいと思った女性」だけに出会う婚活戦略は理にかなっています。
結論、この観点から見ると、婚活手段としてパーティーに固執するのはおすすめできません。
婚活パーティーは会場に着くまで、どんなお相手が待っているかわかりません。
自分が「いいな」と思った女性と確実に出会いたいなら、事前にプロフィールや写真を見られる婚活手段を検討しましょう。
具体的には、
- マッチングアプリ
- 結婚相談所
が該当しますね。
ただ、アプリの場合、経歴詐称のリスクや恋愛目的の人もいることには注意が必要です。
一方で、結婚相談所は他の婚活手段よりも費用が高いというデメリットがあります。
結婚に対して本当に真剣度の高い女性と会える手段を選ぶ
あなたが切実に「結婚したい」と思うなら、同様に結婚への真剣度が高いお相手を探すべきです。
真剣度を測る一つの指標は、「どれだけコスト(お金や時間)をかけているか」ということ。
その点で、男女の料金差があまりに大きい一部のマッチングアプリやパーティーはオススメできません。
- パーティー(アプリ)に5000円払っている男性
- パーティー(アプリ)に500円しか払っていない女性
両者の本気度には、どうしてもギャップが生まれるからです。
結婚に対して真剣度の高い人と出会いたいなら、
- 男女金額差の少ない(もしくは同額の)マッチングアプリやパーティー
- 結婚相談所(※結婚相談所は男女同額)
これらの活用を検討しましょう。
まとめ
本記事のまとめです!
✅「ろくな女がいない」とは…
次の2つの状況が考えられます。
- 状況Ⅰ 自分の出会いたい女性がいない
- 状況Ⅱ 婚活に真剣度の高い女性がいない
そして具体的には、次のようなパーティーの例がありました。
✅「ろくな女がいない」パーティー6選&その要因3つ
✅「ちゃんとした婚活女性」に出会える婚活手段を選ぶために
- 事前に自分が出会いたいと思った女性に会える
- 結婚に対して本当に真剣度の高い女性と会える
以上2つの観点で考えると良いでしょう。具体的には、それぞれ次の方法が考えられます。
- マッチングアプリ
- 結婚相談所
- 男女金額差の少ない(もしくは同額の)マッチングアプリやパーティー
- 結婚相談所(※結婚相談所は男女同額)
以上です!
みなさんが真剣な婚活女性と出会い、ご交際~結婚へと進むことを願っています!
こちらのページでは、あなたが理想の結婚を手にするための婚活情報を日々発信しています。
よろしければ他記事も合わせて読んで頂き、婚活にお役立て頂ければと思います。
それではまた!
会員様ファーストの徹底
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結婚相談所ハッピーコネクト 代表
石井広望