こんにちは石井です。
横浜で結婚相談所を経営しています。
今回は、こんな仮交際に関するお悩みに応える記事です!
- 仮交際が終了してしまう理由
- 仮交際が終了する時の予兆(サイン)
- 仮交際終了のショックを和らげる考え方
- 仮交際終了が続いてつらいときの乗り切り方
また、仮交際に関するよくあるQ&Aも記事の最後にまとめています。
・仮交際終了から早く立ち直って、運命のお相手を見つけたい!
・今の仮交際相手と関係を深めて、真剣交際へと進んでいきたい!
そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
【そもそも】仮交際が終了しやすいのはなぜ?
前提として、多くの仮交際は真剣交際まで進展しない現実があります。
なぜ、仮交際は終了しやすいのでしょうか。
これには大きく3つの理由があります。
①お試しで仮交際に進むケースが多いから
正直わからない…。 でも、とりあえず仮交際してみます。
「仮交際してみる!」という積極性は、ご縁を広げる上でも大事です。
1回の「お見合い」のみでは、お相手との相性の判断がつかないことがあります。
その後、仮交際でデートを重ねる中で、「やっぱり違うかな…」と思ってしまうケースはどうしても多くなります。
お見合いのお返事では迷ったら先に進む人が多いですが、仮交際では迷ったらお断りする人が多いのが特徴です。
②真剣交際を前に慎重になるから
いよいよ結婚を意識するから、「この人!」ってならないとOKを出せません…
”異性のお友達関係”から、”結婚前提の恋人関係”に進もうとすると躊躇しちゃいますよね。
「成婚退会、そして結婚へ進みたい!」と明確に思えないと、決断できませんよね。
なので、一見小さなことが理由で仮交際が長引いたり、お断りにつながったりすることがあります。
なお、お見合いで意気投合して仮交際になった場合でも、その後真剣交際まではたどり着かず終了してしまうことは多くあります。
③真剣交際に進める相手は一人だから
Aさんと真剣交際に進むことになりました。
では、Bさんには交際は終了の連絡をしておきますね。
仮交際中は、同時並行で他の方と「お見合い」や「仮交際」をすることも可能です。
ただ、最終的に「真剣交際」に進めるお相手は一人だけ。
すると、どうしても仮交際が終了してしまうことも多くなるんですね。
もっとも、複数交際はそれほど多くないため、別の人との比較で自分との仮交際が終了になってしまう、というケースは案外多くありません。
仮交際を終了される理由とは?【集めてみました】
仮交際が終了になる理由を次にまとめているので、チェックしてみてください!
ここでは、仮交際が終了される理由としてよくあるものをお伝えします。
仮交際終了の理由を、下の4つに分けてみました。
(1)男女共通のお断り理由
(2)男性が断られやすい理由(女性がお断りする理由)
(3)女性が断られやすい理由(男性がお断りする理由)
(4)その他の個々の理由
4カテゴリを図で示すと、次のとおり。
以下で、カテゴリごとに詳しく見ていきましょう。
(1)男女共通のお断り理由
まず、男女に共通して仮交際終了となりやすい理由を3つ挙げます。
連絡頻度:もっと連絡してほしいor自由にさせてほしい
LINEが3日に1回しか来なくていつも不安になる。気持ちがないのかな?
毎日LINEが何回もきて息がつまる。日中は仕事に専念させてほしい…
心地よい連絡頻度は個人差が大きいです。
・3日に1回の連絡で不安になる人もいれば、1週間に1度でOKという人もいます。
・毎日何回も連絡が届いて息苦しく感じる人もいれば、うれしく感じる人もいます。
なので仮交際の初期に、お相手と連絡頻度をある程度、すり合わせておくのがコツ。
「どれくらいの連絡がいいですか?」とサラッと聞いておくと良いでしょう。
こういうお相手への小さな気遣いって、本当に大事です。
他の会員の存在:〇〇さんと真剣交際に進みたいから…
別の方から真剣交際の申し込みがあったから、受けることにしました!
そんなぁ~、とってもイイかんじだったのに…!
お相手が他の会員と真剣交際に進むため、自分との仮交際は突然、終了となった場合です。
同時並行で進む仮交際の中で、これも仕方ないパターンといえます。
仮交際してみて:やっぱり違った…
もっと家庭的な人だと思ってました。
お見合いのときには、悪くないと思ったんですが。
「【そもそも】仮交際が終了しやすいのはなぜ?」でも挙げましたが、1回のお見合いでお相手のことをすべて理解するのは難しいです。
加えて、お見合い後に、返事に迷うととりあえず、仮交際に進むケースが多いです。
なかには、どちらかといえばNOのお返事を出したいのに、とりあえずでOKを出してしまうこともあります。
こういったケースで、仮交際してみて、印象が劇的に変わった!というケースは少ないようです。
(2)男性が仮交際終了される理由3【女性から見て気になる点】
男性の場合、これも個人差はありますが、会うごとにゆっくりお相手を理解していきます。
会う回数が増すにつれて、最初は気づかなかった自分とお相手のズレに気づきます。
このズレが受け入れられない場合、お断り理由になることがあります。
以下に、具体例を見ていきましょう。
①コミュニケーションが一方通行:話をもっと聞いてほしい
それで~、その社内プロジェクトは自分以外に何人か同期がいて~
(数分経過)それから~、最近は釣りに行けてないけど、前に釣ったブラックバスが~
(明るくたくさん話してくれるけど…、私の話には興味ないのかな。)
こんなモヤモヤが発展して、仮交際終了を考える女性は多いです。
この例は少し極端ですが、女性が笑顔で聞いてくれると浮かれて喋りすぎる男性はたくさんいます。
男性によっては”盛り上げよう”というサービス精神から喋りすぎていることも。
仮交際中の会話は、お互いがより深く相手のことを知っていく大切な相互理解の時間。
デート中の会話では、(お互い、同じくらい話せているかな?)と気配りしましょう。
②積極性のなさ:いつまでも真剣交際に進まないし…
真剣交際に進みたいけど、断られたらイヤだし…とりあえず次のデート誘おう…
デートは楽しいけど、もう何回も会ってる。キープされてるの?
こんな不安もまた、仮交際終了の要因になります。
真剣交際に進みたいお相手がいるなら、安易に先延ばしするのは危険です。
勇気をもって、真剣交際に向けてアクションを起こす必要がありますね。
お相手の状況次第のところもあるので、まずはカウンセラーにご相談を!
③女性の直感:なんか違う、どうしてもピンとこない
今日もとってもおきれいですね。来てくれてありがとう。
とっても優しい人で会話もはずむ。不満はないけど…、なんか違う。
特に女性の場合、このようにお断り理由が言語化できないパターンもあります。
私たちの脳は意識が1割、無意識が9割と言われています。
女性は「気づく」と先にふれましたが、言葉にならない感覚的な違和感を感じる場合もあります。
男性としては「何を改善したらいいんだ…」と途方に暮れるかもしれませんね。
ただ、逆に「なんとなくいいかも!」と感じてくれる別の女性もいます。
なので、このようなお断りは「縁がなかった」と捉えて今後の活動に切り替えていくのが賢い判断ですよ!
(3)女性が仮交際終了される理由3【男性から見て気になる点】
人それぞれ違いはあれど、男性はお付き合いで「気づく」ポイントが多いものです。
以下に、代表的なお断り理由を挙げていきます。
①女性があまりに受け身である:ぜんぶお任せはつらいなぁ…
デートプランは男性側で決めたいだろうから、お任せしておこう!
デートで行く場所も、ご飯も毎回全部決めるのはしんどいなあ…。
最初のころ、男性は”作法”として、デートプランをすべて決めてくれるかもしれません。
ただ、ずっと任せきりだと多くの男性は負担に感じます。
だんだんと女性も提案するようにするといいですね。
デートに限らず、お互いが意見を出し合って決めていく経験はとっても大事です!
②価値観が合わないと感じる:あんまり話題も合わないし…
え、あ、それ見てなくてすみません。
一緒に盛り上がれる話題が少ないなあ。こちらの趣味にも興味がなさそうだし…
男性は、自分や自分の趣味に興味をもってくれる相手に好意を抱きやすい傾向があります。
逆に、自分の話題に興味をもってもらえないと、価値観が合わないのかな…と感じてしまう場合も。
一度、趣味に付き合ってもらうだけでも、男性的には嬉しいものです。
自分を理解しようとしてくれている、というところに親しみを覚えるのですね。
③思いやりを感じない:お礼とか言ってくれないのかな…
この前のデート、すごく頑張ったんだけど、あっさりしたメールだなぁ。
婚活中の男性って、意外と繊細なところがあります。
お相手がデート中にたくさん笑ってくれると、「楽しんでくれているな」と安堵します。
そして、デート後にすぐお礼のメールを送ってくれたりすると、本当に嬉しいものです。
逆に、こういう笑顔やお礼があまりないと、男性は不安感をおぼえてしまいます。
「満足してないのかな」「他にいい人がいるのかな」とモヤモヤしてしまうのですね。
女性によっては、追われることに慣れていて、お相手への配慮が欠けてしまうことも。
お相手の男性への思いやりが欠けると、お断りにつながってしまいます。
(4)その他の個々の理由
これまで取り上げた理由以外にも、人によって様々なお断り理由があります。
どうしようもない相性もありますから、すべてに対応しようとするのは、現実的ではありませんね。
なので、個別のお断り理由は、こだわり過ぎないことも大事です。
ただ、別のお相手に同じ理由でお断りされたような場合は、改善が必要です。
【予兆がわかる】仮交際終了チェックリスト9
仮交際終了の予兆(サイン)はある程度、共通しています。
以下が9項目のチェックリストです。
- 相手からのLINEが減った
- LINEの既読がなかなかつかない
- 「仕事が忙しくなった」と言われた
- 次に会う予定がいつまでも決まらない
- デートの予定立てや会話が完全に受け身
- 進んだ話題(結婚観、家庭観など)が出ない
- 前のデートと同じ質問や話題を振ってきた
- デートにドタキャン、または遅刻された
- 明らかに笑ってくれる機会が減った
①相手からのLINEが減った
連絡頻度は人それぞれですが、頻度が明らかに減った場合は注意が必要です。
順調な交際のLINE頻度の目安は1日に一往復以上です。
②LINEの既読がなかなかつかない
いわゆる「未読スルー」状態。これも、急に増えた場合は気になるポイントです。
残念ながら、あなたの直観は当たっています。
婚活経験者なら皆、経験ありそうですね。
③「仕事が忙しくなった」と言われた
たしかに繁忙期もありますが、自分の優先順位が下がっている可能性もあり得ます。
婚活している間は、婚活の優先順位を上げてほしいですよね。
次に会う予定がいつまでも決まらない
上記と同様、お相手にとって自分の優先順位が下がっている可能性が考えられます。
LINEの返信が遅くなるのとセットのことが多いです。
デートの予定立てが受け身
もともと受け身タイプの人もいますが、まったく積極的でない場合には気になります。
婚活全般が受け身で誰とも成婚できないタイプかもしれません。
ここから下は、交際終了する前の最後のデートで現れる予兆です。
会話が受け身/進んだ話題(結婚観、家庭観など)が出ない
真剣交際に進むなら出るべき会話が出ない、そらされてしまう場合は気になります。
相手の気持ちが実は前向きになっていない可能性があります
⑦前のデートと同じ質問や話題を振ってきた
単に忘れているならいいですが、あまりに頻繁だと真剣度の低下も考えられます。
他の交際相手と混同しているかもと要らぬモヤモヤもわきますね。
⑧デートがリスケ、または遅刻された
上記と同様、あまりにルーズな場合は、真剣度の低下が考えられます。
他の予定を優先しているの?と疑いがわきそうです。
明らかに笑ってくれる機会が減った
仮交際終了を意識し始めて、態度がかたくなっている場合があります。
こうなったら仮交際終了フラグがたっていますね。
以上9つのチェック項目のうち、2つ以上にチェックがついた場合は要注意です。
こんな場合は一人で抱えこまず、まずカウンセラーに相談しましょう。
仮交際終了のショックがやわらぐ考え方
仮交際を終了されてつらい。仕事に全然手がつかない…
いいなと思っていたお相手なら、それくらいショックですよね。
結婚相談所で活動していると、多くの人がこんな経験をします。
でも、この経験を乗り越えなければ、運命のお相手に巡りあうことはできません。
そこで、ここからは仮交際のショックを引きずらない考え方を3つ紹介します。
①交際終了が「今」で良かった
仮交際の今の時期のお断りで良かった。
このように他の方との関係へスムーズに切り替えできるのは、仮交際中だからです。
お相手を一人に絞った真剣交際、さらには成婚後の別れなら、状況はずっと深刻。
また最初から婚活を始めるエネルギーが必要になります。
それに比べれば、仮交際の別れは比較的痛みが少ないともいえます。
②運命の人に出会う道の途中にいる
お断りされたのはつらかったけど、他の方との仮交際や新しいお見合い予定もあったから気持ちを切り替えられた!
別れがつらい理由の一つは、そのお相手との未来という可能性が無くなったことです。
ただ、ここで考えたいのは、同時に他の方との可能性が生まれているということ。
今は悲しい気持ちが大きくても、いつかもっと大きな喜びが待っています。
婚活は、諦めない人に幸せが訪れます!
③結婚相談所に上手に頼ろう【一人じゃない】
つらいけど、相談したら心が軽くなりました。
別れのつらさは、一人で抱えるとよいことはありません。
周囲の仲間や結婚相談所を上手に頼ってください。
どうぞ結婚相談所をフル活用してください。一緒にこれまでの活動を振り返り、前を向くお手伝いをします!
仮交際終了が続いて立ち直れないあなたへ
最近、連続で仮交際終了しちゃって…。もう婚活やめようかな。
お断りが続くと、自分が否定されたような気持ちになり、婚活自体やめてしまいたくなることも。
ただ、そんな痛みを乗り越えて結婚相手と出会った方も数多くいらっしゃいます。
彼らはどうやって、この痛みを乗りこえたのでしょう。
以下、3つのポイントに整理してみました。
ポイント1:「痛み」を「学び」に変える人は強い
今回の仮交際、なんでダメだったと思いますか?
自分の改善点があったら教えてほしいです。変えていきたいので!
仮交際終了後、カウンセラーにこんな質問を投げかけてくださる方がいます。
お別れという辛い経験をしながらも、そこから学ぼうとしている。
こういう方は強いです。そしてその後、成婚を勝ち取っていきます。
ポイント2:フィードバックに本気で向き合ってみる
男性の話をうなずいて聞いてくださるところ、すごく良いですよ。
はい…でも自分の話をするのが苦手で。今回の仮交際もそこがダメでした。
では、その自己表現の練習をしてみましょう。改善すれば次につながりますよ!
はい!克服して、素敵なお相手を見つけたいです!
仮交際終了が続いたときは、実はチャンスかもしれません。
というのも、人は痛みが無いと、なかなか変われないからです。
一番つらいタイミングだから、変身できるまたとない機会ともいえます。
ここで、あらためてカウンセラーからのフィードバックに耳を傾けてみてください。
会員様が成婚するためにクリアすべき課題が見えてくることもあるかもしれません。
そこでもし、「なるほど、ちょっと頑張ってみよう。」と思ったら、行動してみましょう。
そこで具体的なアドバイスをできるのが、結婚相談所の強みです!
ポイント3:活動スピードを落としてみる【注:止まらないこと】
ちょっとだけ…ちょっとだけ活動をお休みしたいです…。
仮交際終了が続いて、どうしても婚活を休みたくなる時があります。
こんな時、オススメなのは、活動スピードを落としてみること。
月4回お見合いしていたのを2回にしたり、新規のお見合いを止めて今の仮交際に集中したり。
婚活が忙しくなると、週末にそれ以外の時間がまったく取れなくなることもあります。
活動頻度を落とし、たまには家でボーっとしたり、趣味に没頭して気分転換するのもいいでしょう。
ただ、このタイミングで婚活自体を完全にストップしてしまうのはおすすめしません。
活動をストップすると、出会いの可能性がゼロになってしまいます。
また、「うまくいかなかった」イメージのまま活動を止めるのもマイナスです。
また婚活したくなった時にもそのイメージに苦しむことにもなりかねません。
なので、ペースを落としつつ、活動を続けていくのがおすすめです。
まとめ
突然、仮交際終了を伝えれるとショックですね。
仮交際終了でお相手から伝えられた理由は、別の交際でもお断り理由になることがけっこうあります。
交際終了理由を確認したら、次の交際では修正できるように、反省点振り返ってみましょう。
みなさんが、仮交際終了を乗り越え、真剣交際~成婚へ進まれるよう応援しています。
会員様ファーストの徹底
ハッピーコネクトは「会員様ファースト」を理念とし、分析とサポートで結果を出す結婚相談所です。いつでも相談できる環境作りを心掛けております。婚活時はお悩みがつきものですが、そんなときに会員様と一緒に考え、共に目標を達成するための一番の味方となるのがハッピーコネクトです。ぜひ一度、無料相談にお越しください。
結婚相談所ハッピーコネクト 代表
石井広望